石工祭り

石工祭り

高御倉(たかみくら)神社・石工祭り

昔、石造りの連(むらじ)の子孫が大和町から瀬戸内海の要所にひろがりました。中でも北前船が寄港した尾道では石の加工が盛んになり、江戸時代(1738年)享保16年2月の吉日より尾道市西久保の通商《久保八幡宮神社》の境内に、高御倉神社【別名・石工神社】が設置されました。以後、日本唯一の石工の祭りとして、毎年五月二十四日に開催されております。尾道で加工された石は西は九州平戸、東は北陸・北海道まで運ばれ、尾道の石工の名は今日でも度々見ることができます。

石工祭りのご神体

石工祭りのご神体である「ノミ」と「ツチ」

<大切なのは初心にかえり、良い物作りをしようという心構えです。>